「俺流」を構築することは本当に難しいものです。何が独自のもので、何が先人の知識なのかが不明確になってしまう・・・これは、仕事でもそうなのですが、バラやランの栽培においては、本当に難しいと感じています。
今年、2016 年、バラがいよいよ本格的なシーズンに突入するわけですが、目標を「コンパクトなバラに仕立てる」ことにおいていますが、達成するための Know-How は、どの参考書にも記載がありません。しかし、ヒントは紹介されている!
上記の目標を達成するために「見直し剪定」と「芽掻き」の作業を気が付いたら実行している 3 月です。ただ、目標は違えどこうした作業は参考書にも掲載されています!
ちょっと下記に、それぞれの作業の注意事項をリストしておきます(あくまでも自分用の備忘録ですので、閲覧されている方皆様にお役に立てる内容ではありません)。
見直し剪定
既に 3 月も下旬。新芽が全てのバラで確認できます。冬の剪定では、かなり強く剪定(深い剪定のことで、地上からかなり低い位置まで剪定すること)しています。
それでも新芽は、自分が想像しているところとは全く違った部分から登場してくれます。ある新芽は、想像していた部分よりも高い位置で、ある新芽は低い部分で・・・まっ、これが楽しいこともあるのですが。
そこで、新芽の登場を確認して「良い芽と想像できるものを選定し、その芽を成長させるために、更に細かな剪定を実施すること」を継続的に実施しています。
これがこれまで出来なかった!新芽を剪定しまうことが出来なかったために、高い位置での新芽が成長して開花していたので、なかなかコンパクトに仕立てられなかった・・・今年は、この見直し剪定で効果が出るはず!
芽掻き
昨年までは、とにかく複数の新芽が登場してきても芽掻きを実施することはありませんでした!とにかく、新芽を切り取ることなんて出来なかった・・・
しかし、新芽全てを成長させてしまっていたことで、開花数は多くなるのですが、大輪に成長することが少なかったし、枝が細く、高い位置でうなだれた様にお辞儀をしてしまう花が余りにも多い!
よって、かなり頻繁に芽掻きを実施。とにかく低い位置の芽を残して、高い位置での新芽を早い段階で掻いてしまっています。
上記、2 つの作業を 3 月は継続的に実践しています。効果が必ず出てくれると信じて。