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カテゴリー: バラの病害虫

バラの病害虫に関る投稿記事。経験したものから知っておきたい内容を含む。

モスキートガーデン対策にスミチオン!

週末に限らず、朝の日課として、庭にあるバラへの水遣りは必須になっています。状態の確認やら剪定、更には薬剤散布と本当は実施すべきことは多いはずですが・・・そこまでやっていると、時間がいくらあっても足りませんから、平日は水遣りだけに決めています!

水遣りだけですと、30 分程度で完了できる!

しかし、この時期、この 30 分でやぶ蚊は私を発見して刺し続けます!この暑がりの私が、30 分のために長袖、長ズボンという出で立ちで水遣りするのは本当に大変です。このやぶ蚊・・・どうにかなりませんかね~たった 30 分でb 10 か所以上も刺されるような状況です。

そこで、ネットを調べると・・・どなたもやぶ蚊には悩まされているようですが、それでもかなり有効な!?対策方法が!

アブラムシを退治するため、シーズンで初めて使用した殺虫剤「スミソンの散布」である。するとどうだろう、スミソンの散布を境に明らかに蚊がいなくなったではないか。

「スミソン」とは「スミチオン」と「マラソン」の混合薬であるが、調べたところ「スミチオン」は蚊、ボウフラ、蚤、蠅等の衛生害虫の駆除に用いられているとのこと。去年までは電池式の散布機で限定的な農薬散布を行っていたが、今年からは電気コード式の圧倒的に強力な散布機を使って庭全体に散布できるようになっているため、アブラムシのみならず、陰に潜んでいた衛生害虫をも一網打尽にしたようなのだ。出典:「バラと蚊」より

更に・・・

やぶ蚊の駆除
夏の庭仕事は蚊に悩まされます。蚊取り線香、ハエ・力用エアゾール剤、虫よけスプレーが有効ですが、この時期は庭木の害虫防除を兼ねスミチオン乳剤を周辺の茂みに散布するのもーつの方法です。スミチオン乳剤は衛生害虫駆除剤としても広く使われています。ヤブ蚊退治エアゾールなど、ピレスロイド系薬剤を配合した剤は速効性がありさらによく効きます。ただ効果は7~10日<らいしか続きません。蚊の幼虫のボウフラの発生を抑えることも大切で、庭先の水たまりを可能なかぎりなくします。水たまりにスミチオン乳剤を流し込むとボウフラを退治できますが、薬剤が外の水系に流れ出さないよう十分注意して下さい。出典:「NPO法人 メリーポピンズの会 花と緑のボランティア 資料編 園芸薬剤あれこれ」より

なるほど!「スミチオン」や効くらしい!偶然ですが、スミチオンはバラの害虫駆除のために準備してあったので、ちょっと試しに散布しようかな、と思い立って。昨日夕刻、徹底してスミチオンを散布しました。勿論、バラの害虫駆除(予防)が主目的でしたが、上記のような記述を見ると、どうしてもやっておきたかった!

ちょっとはましになるかな!??

遂にゴマダラカミキリムシがバラに!

昨年は「ヒメゴガネ」と言われる害虫にかなりに被害を受けました!特に「ヨハネ パウロ 2世」は、蕾の内に花に侵入されて食害された・・・結構被害は大きくて、秋口まで綺麗に花が咲かなかった!

2015年、3 月に害虫に対する万全!?の対策をして、今年はほとんど「ヒメコガネ」の被害はありません。が、しかし・・・先日、たまたま出勤時に家の前に「ゴマダラカミキリムシ」がいるのを発見。バラに止まっていたわけではありませんでしたからあまり気にしなかったのですが。

2 度目の発見は「シークレットパフィーム」に止まっていた・・・これは、かなり気になって補殺はしていたのですが、「どっかから飛来したんじゃないの」と油断していました。

どころが・・・3 度目の発見!昨日、「ローズヨコハマ」にしっかりととまっていて・・・何かをしでかしている風には見えませんでしたが、それでもこれだけ頻繁に発見すると、今後、被害が増大するのではないか、とかなり気になります。

2015年7月12日 - ゴマダラカミキリムシ

成虫は補殺すれば問題はありませんが、それよりも気になるのが幼虫です。どうやって対策をするのか・・・たくさんの幼虫が地中や鉢の用土内に存在しているとすると、それこそ対策のしようがないのでは!?まだ、詳細を調べていないのですが、再度、オルトランを用土の表面や地植えのバラの株元にばらまこうかと思案中です。

ハダニ対策に選定した薬剤ローテーション

先日の投稿記事「クモの巣状の糸がいっぱい!・・・ハダニって!?」でハダニに浸食されているバラがあることが判明して・・・できるだけ早急に対策を打たなくては!

既に「ダニ太郎 20ml:バラの家」を所有していますが、以下のような解説があります。

ダニの怖いところはすぐに薬剤の抵抗性がつくところですので、これが効いたからと、ず~と同じ薬剤を使っていると良い事ないです。

プロが使う薬剤名では(「ダニ太郎」は)「マイトコーネ」って名前で販売されているんですが、プロもこの「マイトコーネ」と「コロマイト」「バロック」「粘着くん」あたりをローテーションしてダニを防除しているんです。出典:「ダニ太郎 20ml:バラの家」より

上記の記述でハダニに関する薬剤ローテーションは十分なような気がしますが、更に参考書高原通寿著「根力で咲かせるバラつくり」(農山漁村文化協会:2008年01月)を確認すると、「バロック」「コロマイト」「ダニトロン」「オサダン」「粘着くん」としています。「オサダン」は、販売中止になっているようなので、上記の「バラの家」の推奨ローテーションに「ダニトロン」を加えてローテーションを組もうと思います。

以下、商品の説明を加えておきます。

商品 備考

ダニ太郎
これかなり効果のある殺ダニ剤なんです。ダニの卵・幼虫・成虫と全てのステージに効くダニ対策のスペシャリストなんです!そして、害虫の天敵や益虫にはあまり影響がなく、悪さをするハダニに効果を発揮する選択性薬剤です。プロが使う薬剤名では「マイトコーネ」って名前で販売されているんです。
高原氏推奨

コロマイト
最新の殺ダニ剤をご紹介します。「コロマイト」と言いまして、今までの殺ダニ剤に耐性がついたハダニでも、かなり効果の期待できる薬です。ハダニ専門、即効性の薬剤。ハダニの卵、若虫、成虫、全てのステージに高い効果!
高原氏推奨

バロックフロアブル
全く新しいタイプの殺ダニ剤で、現在防除が困難な抵抗性のついたハダニ類にもすぐれた効果を発揮します。ハダニは繁殖して密度が高くなると防除が困難になるため、増殖を抑えることがポイントです。本剤は、殺卵効果にすぐれ、幼若虫の脱皮を阻害します。しかも残効性にすぐれるため、ハダニの繁殖を長期間抑制します。植物に対する薬害も少なく、野菜類では収穫前日まで使用できます。
高原氏推奨

粘着くん
有効成分は、食品に使用されている加工でんぷんの一種のため作業者や人畜への安全性がきわめて高い。本剤の作用性は物理的効果のため抵抗性のついた害虫にも有効です。また、本剤による抵抗性の発達のおそれもほとんどありません。本剤は散布後10分から20分(露地条件)の短時間で散布液が乾きます。薬剤の十分かかった害虫は、乾くまでにすでに死亡しています。
高原氏推奨

ダニトロンフロアブル
有効成分は「フェンピロキシメート」で、各種のハダニ類に高い効果を示し、特に幼・若虫と成虫に対して強い殺ダニ効果を示す。卵に処理した場合には孵化直後に幼虫をよく抑える。作用の発現は極めて速効性である。極めて低い濃度では速効性はみられなくなるものの、幼・若令虫が脱皮時(静止期)に死亡する作用がみられる。

ハダニは、とにかく先手必勝で予防に徹することが重要なようですが、一旦発生が確認できたら「3日毎に薬剤ローテーションを実施すこと」というのは、上記の参考書で高原氏が推奨している方法の治療のようです。

クモの巣状の糸がいっぱい!・・・ハダニって!?

前半絶好調だった「ホワイトビーチオベーション」だったのですが、ここ最近、忙しくて十分に観察していませんでしたが、本日、じっくりと観察してみると・・・ぎょっ!

「クモの巣のような糸があっちこっちに出ていて、枝の数本が枯れたような状態」であることを確認・・・最初は、クモなのかな~と軽く考えていましたが、ちょっと気になって調べてみると・・・

初期症状
葉や花弁に、小さな白色や褐色などの斑点を生じる。葉や花弁の裏などにハダニが寄生している。

進行したとき
葉は白っぽくなり、落ちたり枯れたりする。葉や茎などに多数寄生し、クモの巣状の糸を張ることもある。

出典:「ハダニ|見てわかる病気と害虫の話|みんなの趣味の園芸 園芸、ガーデニングの情報交換コミュニティサイト」より

が~ん!正に「ハダニ」に犯されている!これまで、ハダニを経験したことがないため、黒星病やうどんこ病ばかりに集中していたので、全く意識することなく、見過ごしてきてしまっていました。しかも、水やりの時に、ハダニは気になっていたので、葉全体に水を掛けたりしていたのに・・・

明日は雨だっていうから薬剤散布ができないような気がするな~

高原通寿(たかはらみちとし)氏の殺菌剤ローテーション

黒星病に限らず、害虫駆除等に関してもバラへの薬剤散布は、色々と解説されているのですが、薬剤の9商品名を含めた解説がなかなか見つかりません。

そんな中、最も薬剤散布に関して詳細を解説しているのは高原通寿著「根力で咲かせるバラつくり」(農山漁村文化協会:2008年01月)ではないでしょうか。

多くの参考書では、バラの品種や植え方を解説はしているのですが、なかなか薬剤散布に関する解説がありません!そこで、上記の高原氏の薬剤に関するローテーションを自分なりに理解して以下の記しておきたいと考えました。何と言っても、商品名が表記されているので、ネットでの購入も簡単なのが素晴らしい!

殺菌剤に関して

高原氏曰く、普段の薬剤ローテーションに加えて、切り札としての薬剤(ローテーションではなく、最悪の状態になったり利用する)とに分けて利用することを推奨しています。

普段のローテーションとして、ジマンダイセン、マネージ、フルピカ、サンヨール(又はトップジン)、ラリーの 5 種。切り札としては、サプロールを黒星病用に、ルビゲンまたはポリオキシン AL を推奨しています。

雑菌剤のローテーション向け薬剤
No. 商品名 主成分 備考
1
ジマンダイセン
マンゼブ マンゼブは、ジチオカーバメート系の保護殺菌剤で、植物体上に付着して主として胞子発芽を強く抑制する事により、病原菌の侵入を阻害し殺菌効果を発揮します。優れた製剤技術により、安定した防除効果・優れた耐雨性・残効性を発揮します。薬害の恐れが少ない薬剤です。
2
ムシキントール
イミベンコナゾール
アディオン(殺虫剤)
実はアディオンというコナガやアブラムシに効果のある薬剤と、業務用薬剤の中でも、かなりうどん粉病と黒点病に効果が高いマネージの混合薬なんです。
3
フルピカ
メバニビリム 全く新しい作用を有する新殺菌剤です。各種作物の灰色かび病・うどんこ病・その他の病害に予防散布で安定した防除効果を発揮します。有用昆虫に対し、影響が少ない薬剤です。
4
トップジン
チオファネートメチル 黒点病とうどん粉病の薬剤散布ローテーションに必要です。
5
ラリー
ミクロブタニル ミクロブタニルは、植物体への浸透移行性に優れており、菌類の細胞膜を構成するエルゴステロール生合成を阻害して殺菌効果を発揮します(DMI剤)。予防効果に加えて治療効果が高く、病原菌の侵入後の散布でも菌糸の伸張を阻害し、病版の進展を防ぎます。
殺菌剤の切り札
No. 商品名 主成分 備考
1
サプロール
トリホリン はっきり言って、路地で「サプロール」を使わない、バラ栽培は困難を極めます!まず、葉が落ちてしまう黒点病に悩まれ続けるでしょうね。路地でのバラ栽培の必需品です!うどん粉病にも効きます。ダコニールと一緒に散布すると、効果絶大です!1,000 倍に薄めてスプレーなどで散布してください。慣れた方向けです。
2
ルビゲン
フェナリモル 種々の病害に対して、きわめて低薬量で高い防除効果を示します。りんご、なしの初期病害として重要な黒星病・赤星病などの同時防除が可能です。かき、野菜のうどんこ病に卓効を示します葉内への浸透移行性を有していますので、予防効果だけでなく治病効果にもすぐれた殺菌剤です。また、耐雨性にもすぐれ安定した効果を示します。
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